2020.05.25
ジャンプ力を上げるためにやってはいけない3つの事
ジャンプ力を上げるためにやってはいけない3つの事。
YouTubeで動画をアップしました。
私が今まで勉強してきた年数、かけてきた研修費、トレーニング指導歴、セッション数、、、。
これらを1度の見学で盗み取る事はできません。
スタッフにかなりの日数、時間をかけて研修をしても一人前になるまで大変だったのに(医療従事者スタッフは別)、一度見ただけで同じような結果を出せるわけがありません。
先日研修へ行ったのですが「どこで研修を受けてるんですか?私も参加したいので教えて下さい。」ととあるお客様に言われたので、昔の先輩に言われたとおりに伝えてみました。
トレーナーになりたての頃、その先生の研修を受けてみたいなと先輩トレーナーに話したら「今のinokoちゃんでは先生の話が理解できないからお金がもったいないと思う。解剖を日本語と英語で完璧に理解して、トレーニングの基本的な考え方、怪我や治療についての知識、昔からあるベーシックなトレーニングのから最新のトレーニングの情報、そしてそういったトレーニングの指導経験がある程度ないと絶対に理解できないと思う。
それらの事がすべて理解できている前提で先生は話をされるから、もうちょっとレベルアップしてから参加した方が良い。」と言われました。
なので私もその方に同じように伝えましたが、それでも良いから参加したいと言われたので、紹介しましたが、研修が終わった後に「全く理解できなかった。日本語なのに理解できないのが辛かった。inoko先生の言う通りでした。」と言われました。
でもその方は前向きな努力家なので、研修が理解できるレベルになるように勉強します!とおっしゃっていました。
トレーニングの種目ややり方、順番を教えるのは誰にでもできます。
でも試合でパフォーマンスを発揮し結果を出すためにはただ順番ややり方を教えるだけでは効果が出ません。
そんな簡単な事で誰でも効果が出せるなら、私の仕事は成り立っていませんし、親御さんが教えれば良いと思います。
一流のコーチはスケートの技術を教え、一流のトレーナーにトレーニングを任せます。
一流のアスリートもコーチからスケートの技術を学び、一流のトレーナーからトレーニングを教わります。
トレーニングを教えるって片手間ではできません。真剣に勉強し、真剣に取り組んでる方ならその事がよく分かると思います。
目的がスポーツのパフォーマンスを上げて試合で結果を出す事でしたら、それができるトレーナーに任せるべきです。
ストレートボディのトレーニングは毎週内容を変え、シーズン毎にシステムを組み、ジャンプ力を上げる為のトレーニング法を新しくする事になりました。
昨年はハーネススタジオをオープンした事もあり、多忙すぎて研修に行けなかったのですが、1年ぶりの研修を受けて、情報の進み具合に驚愕しました。
最先端の情報は日々更新されていきます。
確かな情報に触れる事ができるのもまた一握りです。情報弱者にならないように日々の色んな人とのコミュニケーションや、勉強を怠らないようにしていかないとと改めて感じました。
※私の研修先は教える事ができません。今回の方は日頃からとてもお世話になっている方でしたので特別です。
本当に正しい情報を得るのは時間もお金もかかりますし努力が必要です。