2018.12.30
ジャンプが跳べない要因
ジャンプ力を上げる事に関しては私は得意としていますが、ジャンプ力を上げる為にトレーニングに来ているのに上がらない子もいます。
それには必ず原因があります。
練習の仕方、体重、練習量、トレーニングの頻度などトレーニング以外の要素もかなりあるのですが、アドバイス通りに頑張ってくれてる子はとても良い結果が出ますし、何か一つでも当てはまらなかったりすると、なかなか上達できない子もいます。
よくブログで紹介する三島舞明くんは小学5年生です。スケートを始めて2年経ちました。
トリプルジャンプを跳べるようになり、あと少しでトリプルアクセルも跳べるところまで来ています。
いつも書いてますが舞明くんが特別な子ではなく、正しい努力をきちんと継続しているからです。
みんなより沢山トレーニングをして、沢山練習をしています。
舞明くんはお母さんも協力的で私のアドバイスを聞いてくれて、実行してくれています。
もちろん一番大切なのはコーチのアドバイスです。コーチのアドバイスにプラスアルファでトレーニングなどに関してはアドバイスさせてもらっています。
ジャンプは跳べるようになりたいけど、トレーニングはあまり通えない。トレーニングに通いたいけど時間がない。
練習量を増やしたいけど勉強が忙しい。
練習の仕方を変えたいけど、ジャンプを跳ぶ回数が増えない。
ジャンプを跳べるようになりたいけど、痩せれない。
あなたの目的は何ですか?
トップ選手は時間、お金など様々なものをスケート上達の為にかけています。
ゴールを先に決めて、自分がどうなりたいのか?
その為には何が必要なのか考えなければ、何をすべきか分からなくなります。逆算力ですよね。
目標をしっかり定める、そのためにはこの歳までにこの位出来てなくてはいけない、であれば、この時期までにこの位出来てなくてはいけない、であるならば…。
学校教育は面白いもので、少しずつ少しずつ色々な知識を入れていく事で高みに連れて行ってくれます。おはじきを使っていた子達が微分積分まで理解するようになる、素晴らしい教育です。
しかし、スケートは違います。ゴールの設定は個人でしなくてはいけません。そこに到達するための道は自分で考えなくてはいけないのです。
目先の事に振り回されていてはジャンプは上達しません。
厳しく聞こえるかもしれませんが、そうやって頑張っている子がトップになっていきます。
本気で頑張る子にはサポートします。
言い訳が多い子はトップになる事は諦めて、趣味で滑る方がストレスもなく楽しくできると思います。
決めるのは自分です。
もうすぐ新年ですね。
【一年の計は元旦にあり】
トレーニングの時間の初めの10分に今年の計画を描いてもらおうかな。