2019.03.26
ジャンプにかなり重要な要素:重心
ジャンプを跳ぶ為に筋肉をトレーニングする事は大切です。
でも、まず重心が正しい位置にないとジャンプ姿勢が崩れてくるので、インソールを入れるのをオススメしています。
まず立っている時の重心は舟状骨の上にないといけません。重心が踵やつま先にあると、関節の曲がり具合や、使いたい筋肉が使えなくなるのでジャンプ姿勢が崩れます。
踵の方に重心のある子は上半身が起き上がってきますし、つま先の方に重心がある子は上半身が倒れすぎたり…。
ジャンプに入る前の姿勢が全然違ったものになり、ジャンプ力が上がらないのはそもそも重心が正しい位置にない子が多いです。
ジャンプの時に使う筋肉は重心によって変わります。
陸トレで重心が正しい位置にないと、ジャンプ姿勢で使う時の筋肉も変わってくるので、私はインソールを作る時に普段ばきのシューズにもインソールを作る事をお勧めしています。
トレーニングの時に普段ばきシューズのインソールをトレーニングシューズに入れ替えればトレーニングの時にも正しい重心でジャンプに必要な筋肉を使ってトレーニングできるので、氷の上でのジャンプ力にも直結します。
スケート靴には入れたけど、普段ばきのシューズはスケート滑るわけではないので入れないという子も多いですが、効率よくトレーニングとジャンプ力を上げるにはインソールは不可欠になってきます。
フィギュアスケーターは足がとても大切になってくるので、その重要性がピンときた方は両方作成されます。
正しい位置に重心を置くためには、インソールを入れる以外は難しいです。意識して立っても、動きが入った途端に崩れてしまうので、動きが入っても重心が崩れないようにする為にはインソールを入れるしかないと思います。
でも、いつも書いていますがインソールはメーカーによってはピンキリで、全く効果を感じられない所が多く、メーカー選びはとても大切です。
トレーニングでも重心が正しい位置にないと必要以上に無駄な筋肉を使ってしまうし、トレーニングの効率もかなり悪くなります。
メーカー選びもかなり重要です。