2020.03.09
トレーナー複数体制
トレーナーの2人体制も整ってきました。
今後もトレーナーを増やす予定です。
ストレートボディの最初にお渡しする規約にも書かせて頂いておりますが、トレーナーは担当制ではございません。
ここ最近半年以内に入会された方はご存知ないかもしれませんが、二人三脚で一緒にやってきたトレーナーの体調の事もあり、私が1人体制でまわしてた時もありましたが、東京は前から複数体制ですし、桑名も同様に戻していく予定です。
「inoko先生じゃないと効果が出ないんです。だから他の先生はやめて下さい。」と言われる事もありますが、私のメソッド、どこに着目するか?
私の失敗からくる経験や私の指導法などを事細かに教育しているトレーナーです。
私以外のトレーナーに拒否反応を示すのは子供ではなく親御さんの方ですが
世界戦や国内戦でも自分のコーチが他の選手に帯同して不在の時にアシスタントコーチに見てもらうのも同じように苦情を言うんでしょうか?全く同じ事です。
逆に言えば名コーチに師事しても世界で活躍する選手もいれば、国内で活躍すらしていない選手もいます。同じコーチなのに。
なぜでしょうか?
大事なのは取り組む姿勢です。
私じゃないトレーナーも優秀ですし、学ぶ事、吸収できる事は沢山あります。
本人次第です。
同じアドバイスでもトレーナーによってアプローチは違うし、私がいつも同じ事を言って理解できない子も、別のトレーナーが違う視点でアドバイスしたらしっくりくる子もいるので、1〜2回別のトレーナーになったら効果なくなったって言われるのはビックリです。
トレーニングもスケートもそんな1回で劇的に変わりません。日々コツコツと何年もかけて継続するしかありません。
私は関節の角度、タイミングも少しでも合わないと細かく指導する性格なので、大雑把な性格の子は合わないと思いますし、フォームの許容範囲もすごく狭く細かいので、毎回私が細かく指導するよりも、色んな性格のトレーナーから吸収して欲しいなと思います。
どっちがいいっていうのはありません。
どちらも正解です。きちんとおさえるところが理解できていればアプローチが違っても構いません。
私はもっとトレーニングの勉強をしたいですし、海外に勉強に行く時間も作りたいですし、もっともっと沢山の事を吸収して子供達に新しいトレーニングやハーネストレーニングを教えていきたいと思っています。
それをスタッフに教えて、スタッフのレベルを更に上げて子供達に還元していきたいので、私がずっとスタジオに張り付いて何年経ってもレベルアップしないままでは結局子供達のレベルアップも時間がかかります。
目先の事で考えたら私が毎回トレーニングを見てあげる事が良いのかもしれません。
でも長いスケート人生、なるべく効率よく効果的なトレーニングをした方が年単位で見たら成長速度は断然差がつきます。
トレーニングは日進月歩、情報弱者では効果的なトレーニングがどれかも分からないですし、常に質の良い研修に出向き、そこで出会う意識の高い1人と知り合い、さらに良い情報を得てさらにレベルの高い研修に出会えるかもしれません。素人がインターネットレベルで検索してもたどり着かない研修が沢山あります。
それを生徒に教えて勉強と経験を沢山積み重ねていくと、どんどんレベルアップしていきます。
勉強ばかりしていても経験が少なければ意味がないし、経験ばかりで勉強をおろそかにしても成長はありません。
そこまで私は考えて行動しています。
ですが、どうしてもいつも同じトレーナーじゃないとダメな方は別の所へ通って頂いた方が宜しいかと思います。