2020.08.05
トレーニングで補うのではなく、プラスアルファ
ハーネストレーニングを始めて今月で1年経ちました。
ハーネストレーニングはただ単にくるくる回っていればジャンプが跳べるようになりません。
ジャンプの時を同じ癖を見抜いて、その癖をどうやって改善して空中姿勢で回転がかかっている時に軸を取れるようにするかが課題です。
その癖をトレーニングで鍛えて補って、ハーネストレーニングに活かしていきます。
実際に国内外からハーネストレーニング経験者でも、氷上でのジャンプが全然良くならないし、それ以前にハーネストレーニングで真っ直ぐ回る事すらできない子も沢山きます。
軸が取れるようになるまでにかなり時間がかかる子もいますし、最初はビギナーズラックのように回れても、色々考え出すと回れなくなる子もいます。
それでも正しいやり方ときちんとしたトレーニングを継続すれば軸が取れるようになります。
昨年5月に入会した子(小学高学年)はダブルアクセルがとべなかったのですが、ストレートボディに入会し、週2回のトレーニングとハーネストレーニングで1年3ヶ月でダブルアクセルはもちろん、トリプルも3種類跳べるようになりました。
2ヶ月前に入会した中学生の子はダブルアクセルが安定しなかったのですが、ダブルアクセルはもちろん、トリプル4種類練習しています。
きちんと努力すれば結果は出ます。
ですが、ストレートボディに来たら、あとは勝手に跳べるようにしてもらえるとは思わないで下さい。
どれだけ沢山トレーニングにきても、氷上で練習をしっかりやらなければジャンプは跳べるようになりません。
プラスアルファでトレーニングをするのは効果的ですが、ジャンプの練習をあまりしたくないけど、トレーニングでなんとかしてもらいたいというマインドでは跳べるようにはなりません。
沢山跳んで、沢山転んで、沢山練習して下さい。まずはそこからです。