2019.09.02
トレーニングの頻度
「うちの子は細いから、筋肉が少ないのでジャンプの高さが出ないんです。」と相談を受ける事が多いです。
実際のところ、筋肉の「量」よりも「筋力」の方が大切なので、筋肉量が多くても筋力が弱ければ筋肉量が少なくて筋力が強い子の方がジャンプが跳べます。
アジア人は欧米人に比べたら骨格なども違いますし筋肉量は少ないと思います。でもフィギュアスケートでアジア人も互角に戦っています。
一概に筋肉量だけでジャンプ力を決めつけてしまうのはナンセンスです。
「筋肉があっても使えてない」子は沢山います。
トレーニングで筋力をアップさせる事は可能です。
その為にはトレーニングの頻度がかなり重要になってきます。
筋力を強くするには週の頻度が関係してきます。
アメリのスポーツ医学会で2009年に公式声明で発表された「筋力アップの為のトレーニングの頻度は週2〜3日が推奨される」との事です。
昨年ヴィクリア大学の研究でもトレーニングの週の頻度を多くすると筋力アップの効果は優位に高まると示唆されました。
私の経験から言ってもトレーニングの頻度が多い子の方が圧倒的なパフォーマンスアップをしているので、金銭的な問題などがなければ、トレーニングの頻度は増やした方が良いです。
特に大人よりジュニアアスリートの方が週のトレーニング頻度が多くなると筋力アップの効果が示されておりますし、男の子よりも女の子の方が週のトレーニング頻度に応じて筋力アップの効果が示されております。
ストレートボディでも週の頻度が多い子の方がトリプルジャンプを跳べるようになるのも早いですし、理にかなっているなぁと実感します。
しかしネックなのは金額です。
パーソナルトレーニングは1対1なので、一度に大人数を見る事ができないので1人あたりの金額が高くなるのは致し方ありません。
かと言って、ストレートボディのパーソナルトレーニングを週2〜3回受けれる方は金額も高くなり本当に限られてくるので、スタッフが三重スタジオで週に2〜3回グループレッスンが開催できるように準備中です。
最低週に1回のパーソナルトレーニングは基本ですが、それ以上はグループレッスンでトレーニング頻度を上げてみるのも良いと思います。