2019.07.07
久々の腰痛
久々に腰が痛くて夜中に目覚めました。
何かいつもと違う事をしたのかなーと考えていたら、思い当たる原因は一つだけ、インソールの入っていない靴で歩き回っていた事でした。
そんな話を事務スタッフにしていたら「私も先日、大雨だったのでインソールを濡らしてはいけないと思い、インソールの入ってないスニーカーを久々に履いたら、足と腰が痛すぎてビックリしたんですよ」と話していました。
うちの事務スタッフ達は運動はしないですが、普段ばきのスニーカーやパンプスにオーダーのインソールを入れています。
慢性腰痛のスタッフNも夜中に腰が痛くて起きる事がなくなったり、もう1人のスタッフMもインソールの入った靴以外履けなくなったと言い、一緒に海外出張へ行った時もみんなでインソールの入ってる靴で出かけました。
フィギュアスケーターならスケート靴にインソールは必須だと思いますが、すでに足のアーチが崩れている子やトラブルのある子(扁平足、外反拇趾、外反小趾、開帳足、外脛骨など…)は普段ばきのスニーカーにもインソールを入れる事をお勧めしています。
上記の当てはまる子は普段ばきのスニーカーにインソールを入れるだけで足への負担がだいぶ減ります。
でもスケート靴に入れるのは抵抗のない方でも、普段ばきにまでは、、、とお金のかかる事なので敬遠される方が多いのですが、医療従事者の国家資格を持つストレートボディのスタッフは「インソールを入れているだけで治療してるようなものなのに、なんでインソール入れない子が多いんですかね?!」と不思議がっていました。
膝が内側に入る癖のある子、滑っていると足指、足の甲、足首、膝、腰が痛くなる子は足裏のアーチが崩れている事によって、負担がかかったり、筋肉を必要以上に使いすぎて硬くなったり、色んな弊害が起こるのにも関わらず、「普段ばきにはインソールは結構です」と言う方がすごく多くて「なんでトレーナーや治療家のプロがインソール入れた方がいいって言ってるのに、素人判断で要らないって決めてしまうんでしょうね?」とも話していました。
正直なところ、物販の利益は微々たるものですが、少しでも親御さんにも負担が少なくなるようにストレートボディでは足型を送ったり、インソールを送ってもらう送料は生徒から頂いておらず、経営として考えたらインソールは取り扱わなくても良いなかなと思うのですが、「どこかオススメのインソールありますか?」とすごく聞かれる事が多く、インソールで失敗した事のある方、インソール難民がかなりいらっしゃるので、私が何年もかけてこれだ!とやっと見つけたメーカーは本当に素晴らしくて、スタッフの方もとても親身になって下さるので、オススメさせて頂いております。
インソール自体素晴らしいのですが、フィギュアスケート靴用に作成するのは難しく手間もかかる為、現在はフィギュアスケート靴用のインソールは全国でストレートボディの依頼でしか作成しないとおっしゃって頂いているので、足、腰が痛い子、姿勢改善したい子、ジャンプ力をあげたい子にはお話するようにしていますが、「足が痛いです」→診断してもらって扁平足などの足のアーチの崩れが原因なので、治療というよりインソールを入れるのが一番良いですよと言われる→「それなら結構です」→しばらくするとまた足が痛いですと相談される→インソール入れて下さい。の繰り返しは正直疲れます。
そういう親御さんはかなり多いです。何かを変えようと思ったら時間もお金もかかりますし、スポーツとは体を酷使して日々練習しているので、身体のメンテナンスに色々かかるものです。
それがもったいないとか苦になるようなら、やらない方が良いのでは?と思います。
スポーツは自己投資がかなりかかります。
本気で上を目指せば目指すほどかかります。
ストレートボディはインソール屋でもないですし、売りつけたいと勧めているわけではないので、買わなくても良いです。でもインソール以外に良い解決方法がない場合は何度相談されても同じ答えになります。
ジャンプを跳ぶためには「足」がかなり重要になってきます。
9割の方は怪我をしてからインソールを入れます。
予防にお金をかけている方は離脱しなくて済むし、怪我をしてリハビリをして、その間にライバルはどんどん上達して、その差が埋められなくなるほど開く事は良くあることです。
突発的なアクシデントで怪我をされる子は別の話ですが、前々から相談を受けていても、インソールを作るのは怪我をしてからの子が圧倒的に多いので、そこから後悔して間に合えば良いのですが、ノービス、ジュニアへ入りたての子達は怪我のブランクの間に上下が入れ替わったり、技術面で差が開きやすいので、要注意の時期です。
12年の経験と指導を通じて沢山の子供、親御さんを見てきましたが、「先生は占い師ですか?」と言われるほど、色々当たる!と言われますが、スピリチュアルでもなんでもなく、過去の経験から分かる事です。
全てが絶対当たる訳ではありませんが、大体の傾向は分かってしまいます。だから、なおの事、心配でアドバイスさせて頂いております。
でも8〜9割の方は相談はして頂くのですが、アドバイスしてもほとんど取り入れてくれない方が多いです。何の為の相談だったのかな?と思う事も多々あります。
ご自身の納得する答え、お金のかからない事で解決できる答えが返ってこないと首を傾げて別の所へ相談へ行きます。
相談される時はある程度どのようなアドバイス、提案をされても受け入れる気持ちがなければお互い時間の無駄になるので、この人の言う事なら聞いてみようと思える方にご相談して頂くと良いと思います。
私を含めストレートボディのスタッフは生徒にとって最善の方法を提案します。
自分にとって都合の良い提案をしたところで、相手には伝わりますし、そんな提案をすれば次はないと思います。
それよりは生徒にとって最善の提案をして、生徒が良くなれば、またこの人にお願いしようと思ってもらえる方が嬉しいです。
信頼を築くには時間がかかります。自分の利益より相手の利益、相手にとっての最善を提案し続ける事が信頼関係を築く大切なポイントだと思っています。