2018.12.01
才能を伸ばす接し方
前回、才能は【他人からのラベリング】であるとのお話をしました。
だから、やるべき事を一生懸命頑張っていてもなかなかジャンプが跳べなかったり、試合の結果が思わしくなかったとしても、必ず花は開きます。
でも、そこまで到達できない子もたくさんいるのは事実です。なぜでしょうか?
ただ歩き続ければいいのに出来なくなるには理由があります。
子供さんも不安です。
このままで本当に目的地に到達するのか、
何時間、何日、何年かかるんだろう、
トップに行くなんてムリムリ。
そこに一番大切な人からの追い討ちがあります。
「うちの子は才能がないんですよ」
「うちの子はもう年齢的に遅いから」
子供は純粋です。親がそう思ってしまうとそう思い込んでしまい、頑張る事、ただ歩き続ける事をやめてしまいます。
もちろん謙遜で言っていただいているのはわかります。でも、子供たちはそれを聞いて真に受けてしまうのです。
「うちの子は才能がないんですよ」とは言わないで下さい。親御さんは子供の努力を信じて応援してあげてください。
トップ選手だって、初めて出た試合、悔しかった試合、不遇の時代もあります。
あれ?なんでこの子が?!っていうノーマークだった子が急にグングン伸びてくることだってあります。
「うちの子はもう遅いから」と言わないでください。早い方が良いかも知れませんが、その子にとっては今が一番早いスタートです。
オリンピック選手だって大学生の時に大変な思いをして、そこから頑張ってトップに登りつめたんです。昔はすごかったからでしょ!と言われる事もありますが、昔すごくてもそのままダメになっている子が多い中での復活は並大抵の努力ではありません。
自分が努力しないのを才能のせいにしてはいけません。どんな子でも正しい努力をし続ければ絶対に結果は出ます。