2020.07.04
運動学習
以前にもブログでチラッと書いたのですが、身体に覚えさせるというのは反復練習ではないという事を書きました。
(情報は常に新しく更新されていきますので、過去に書いてある内容と今の内容が違うことは多々あります)
なぜ私がずーっと昔から一貫して自宅でトレーニングを復習するのは意味がない、復習しても体が疲れるだけなので、トレーニングではなくストレッチをして下さいと伝え続けているのは自宅で反復練習をしても効果が得られないからです。(私から宿題を出す場合は別の理由があります)
どれだけ伝えても「そんな事言って、トレーニングの回数増やせようとさせるのか?自分が儲けたいからなのか?」とひねくれた考えの方もいらっしゃるのですが、無駄な事はやらない方が良い。ただそれだけです。
身体に覚えさせるのも、ただ単にその日やったトレーニングを反復、復習するだけでは意味がない。それならどうしたら良いのか?
脳に刺激を与えないといけません。しかも強烈な刺激。
情報弱者のトレーナーは種目や種類にこだわり、真似しようとして同じ種目さえ入手できれば同じような結果が出せると思いがちですが、指導方法で全く効果が異なるのは、どうしたら脳に強烈な刺激を与えて、体に覚え込ませるのか?
たぶん私のトレーニングの教え方を見ていても「お!今ここで脳に強烈な刺激を与えているんだな!」って気づかないと思います。
だから真似できません。
それだけが全てではありませんが、重要な要素の一つです。
ストレートボディのフィギュアスケート専門パーソナルトレーナー養成講座中級コースではそういった指導方法も勉強できます。
トレーナーは常に勉強し続ける姿勢は大切です。勉強して生徒にアウトプットして実際にやってみて経験を積む。それを繰り返していると、勉強だけでは理解できなかった事がある日突然繋がって理解が深まる。
そうやって何年もかけて少しづつレベルアップしていくと教え方のコツや効率も分かってきます。
効率の良い人は要領が良いのではなく、人より沢山数をこなして、人より沢山失敗をして、人より沢山努力をしたからこそ、無駄な部分が分かるようになり、削ぎ落として効率が上げられるので、最初から努力なしに効率だけ求めるのはナンセンスです。