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東京オリンピックが始まりました。
オリンピックの代表に選ばれる事自体すごい事ですが、代表の選考の試合に出るまでに予選を勝ち抜いて、選考会で結果を出して、そしてメダルを期待される、、、
ここにくるまでの努力を考えて試合を見ていると、結果を出した選手、途中で敗退した選手、どちらにも感動します。
私は色んな子供達と接していますが、フィギュアスケートでも結果を出してる子は努力をしています。
ですが、努力する事が苦手な子も多いです。
うちに通いさえすれば、沢山努力しなくても上手になると思っていては大間違いです。
正しい身体の使い方を覚えて、効率よく効果的にトレーニングできるようになると怪我をしにくくなります。
その状態で誰よりも努力するしかないんです。
無駄のない動きで、効率よく体を動かせるようになってから誰よりも沢山練習した人がトップになると思います。
ジャンプがなかなか跳べるようにならないと悩んでいる子に「1日何回跳んでるの？」と聞いたら「10回」と言われてビックリしました。
「そりゃ跳べないよね、1日100回跳んでる子と比べたら10倍の差がつくんだから、、、」と言っても「でも私はスケーティングの練習をきちんとやってるから」と言われたので「じゃあそのままでいいんじゃない？スケーティングが上手になりたかったらスケーティングの練習を沢山やればいいし、ジャンプが上手くなりたかったらジャンプを沢山練習するしかないよ。結局数をこなさないと上達しないよ。」と言ったら「でもうちはリンクから遠いし、時間もないから。」というやり取りをしました。
この子に限らず私にジャンプが跳べないと相談してくる子達はみんな跳んでる数が少なすぎます。なるべく数をこなさずに上手くなる方法なんてありません。
って毎回みんなに口酸っぱく言ってるんですが、、、
トレーニングは沢山跳んでも大丈夫な体にする為のトレーニングなので、そこを間違えたらいけないよと伝えると、みんな自分の思ったような答えが返ってこないので、私の言葉は受け入れられないようです。
たぶん魔法のようなコツを教えて欲しいと思っているのかもしれませんが、魔法はありません。
でもそういう子はそれで良いと思います。
全員が全員トップ選手を目指してる訳ではないんだなと感じる今日この頃です。

でも東京オリンピックを見て、私もこの選手みたいにメダルを取りたい！とか、オリンピックに出たい！って思ったら、誰よりも努力しないと間に合いません。
毎日ゲームしてる暇はないと思います！