2019.11.28
継続する事の難しさ
私も含め、人は飽きやすいです。
常に新しいもの、新しいトレーニング法を探して転々としている方が多いです。
でも実際には◯◯キャンプとか◯◯ダンスとか、トレーニングとはちょっと違うかもしれませんが、流行りものはずっとは続かないものがほとんどです。
トレーニングでも◯◯トレーニングとか新しく画期的に思えるトレーニングでも数年後は廃れていたり…
全てがそうではありませんが、ビッグ3は何十年も第一線の方がトレーニングしているように、基本的な事ってそうそう変わらないものです。(あくまで一般的な例えの話です。ジュニアアスリートのトレーニングは骨端線が閉鎖するまでは重量を使ったトレーニングはしなくて良いです)
スケーティングの練習もスケート歴が何年経とうとも基本練習は最初に絶対やりますし、基本がしっかりできてない子は「あの子は基本ができてないね。」と言われてしまいます。
トレーニングにも基本はあります。
基本がしっかりできていないと応用もできません。
パッと見できてるように見えてもきちんと体が使えてないと効果は全く別物になります。
でもきちんと体が使えてるかどうか動きを見れる人は本当に少ないです。エクササイズの内容を覚えてそのままやり方を教えてる人が多くてビックリします。
コーディネーショントレーニングに関しても、どこにどの刺激を与えるか、どの能力に対してのトレーニングなのか?を熟知した者が満遍なく変化させ続けてトレーニングを継続して指導していかないとこれまた効果は全く変わります。
なので私はその部分は内容を変えて常にあらゆる所に刺激がいくようにメニューを組んでいます。ストレートボディのメニューを真似しても、ずーっとそのメニューをやり続けていては効果はないですし、最初から動きを見れる事ができない人がやってもただのエクササイズと同じです。
ジュニアアスリートは運動神経を発達させて、スポーツのパフォーマンスを上げて、なおかつ怪我のしにくい体を作っていかないといけません。
体を変えるには新しいものではなく「継続」しかありません。